Photo gallery(55)

撮影地:
ガラパゴス ダーウィン島近海
撮影機材:
Nikon F90
Nikon AiAF16mm Fisheye
撮影データ:
フィルム:RVP+1増感、絞り:F4、シャッター速度:1/500秒
撮影秘話:
ボートに乗っていると、イルカの群れがボートに付いて平走することが よくある。
このダーウィン島(ガラパゴス)近海もハンドウイルカの多いポイント で、この日も、ダーウィン島に近づくに従い期待通りにハンドウイルカ が現れた。
とりあえず、ボートの舳先から水面を見下ろすアングルで、イルカの 写真を何カットか撮影、でも、これだとごくありきたりで個性が無い かな。
そこで、なんとか遠くに見える島(この写真では、ダーウィン島手間の アーチ岩)を遠景に入れたいと考え、フィッシュアイレンズで狙らった。
ここで難しいのはアングルより露出の設定。深いブルーの海と遠景の空 では2EV程度の露出の差がある。深いブルーの海に合わせると空は 露出オーバーで白っぽくなる。逆に空に合わせると海が暗くなりすぎ、 イルカがよくわからなくなる。
当然ながら、この時は中間に露出を合わせて撮影した。
そして、可能な限りシャッター速度は速くした。広角レンズなので 気持ちとして絞り込みたいところだが、こういうケースでは 速いシャッター速度の方が優先だと思う。
もちろん、あえてスローシャッターで流し撮りをしてスピード感を 表現するという撮影法もありだが、下手をすると”ただのブレた写真” になりかねない。


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