撮影地： シパダン島（マレーシア） 撮影機材： Nikon F801 トリエステ801 ハウジング Nikon AiAF 28mm 撮影データ： フィルム：RVP、絞り：F5.6、シャッター速度：1/125秒 自然光 撮影秘話： シパダン島は、アオウミガメが産卵にくる島として有名です。 しかし、リゾートのせいでウミガメが産卵しにくい環境になってしまったのも現実で 保護活動の一環として、ウミガメの卵の保護、そして孵化後の放流活動がリゾートで 行われています。 これは、その放流の時に撮影したものです。 しかし、放流で元気よく海に旅立った子ガメ達も、集まって来たロウニンアジの群れ にあっという間に襲われてしまい、とても複雑な思いでした。 この写真は、６〜７年前に鳥羽水族館のポスターに採用され、日本中の駅や街の大きな 看板に掲載されました。同時に発売された記念写真集「海よりも蒼い海」（講談社） の表示にも選ばれ、非常に想い出深い写真です。