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撮影地:
大瀬崎 湾内
撮影環境:
水深:25m、透明度:20m前後、時間帯:午後、天候:晴れ
撮影機材:
Nikon Nikonos V
SEA&SEA 12mm Fisheye
SEA&SEA YS-60 x 2
撮影データ:
フィルム:RVP、絞り:F11、シャッター速度:B(バルブ)
SEA&SEA YS-60 x 2、各FULL発光(フィルター無)
撮影秘話:
これも、西伊豆、大瀬崎の湾内です。
湾内の定置網を固定しているロープにはトゲトサカが多く付着し、特に近年 (1999年1月撮影)は大きく育っています。 そのトサカには多くの小魚が 住み着き、特にネンブツダイの群れは圧巻です。(次の写真)

この写真は、ネンブツダイを狙ったミノカサゴです。 撮影機材は、ニコノスVとSEA&SEA 12mm Fisheye。最近は、水中ビデオ も撮ってる為、写真はニコノスVで撮る事が非常に多くなりました。
撮影のポイントは、手前のミノカサゴに可能な限りに近寄る事。この写真では レンズ面から7〜10cm位でしょうか。距離は最短の30cmに設定し、被写深度を かせぐ為に絞りをF11にします。F11という値は、ストロボ(YS-60x2、FULL)の 位置(被写体からの距離や角度)とフィルム感度で決めた値です。
シャッター速度がB(バルブ)なのは、ニコノスVでは1/30秒より遅い設定が できない為です。1/30秒では背景はかなり暗めに写るでしょう。おそらくこの 写真では1/8秒前後だと思われます。このようなケースでは、絞り値とストロボ 光量で、主題(ミノカサゴとトサカ)の露出が決まるので、背景の露出(つまり シャッター速度)は、かなりアバウトでもいいと思います。かえってアバウト で適当に沢山撮ってるからこそ、気に入った露出のものが得られるものだと 思うのです。


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