- 撮影地:
- モルジブ ヴァドゥハウスリーフ
- 撮影環境:
- 水深:15m、透明度:30m前後、時間帯:昼、天候:晴れ
- 撮影機材:
- Nikon Nikonos V
- SEA&SEA 12mm Fisheye Lens
- SEA&SEA YS-120 x 2
- 撮影データ:
- フィルム:RVP+1増感、絞り:F8、シャッター速度:1/60秒
- SEA&SEA YS-120 x 2、各1/2発光(フィルター無)
- 撮影秘話:
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これもヴァドゥ(Vadoo)ハウリーフでの撮影です。
(21)のタカサゴの群れの撮影地のすぐ横にこの珊瑚の根がありました。
この珊瑚の根には、ハナダイ系、スズメダイ系の魚が群れているので
お気に入りの根だったのですが、1998年の世界的な珊瑚の白化現象で
死滅してしまったようです。
この写真も、(21)同様撮影技術的には特に難しい事はないのですが、
2m以上の大きな珊瑚なので中層でホバリングしながらでのハナダイや
スズメダイへのアプローチといった潜水技術の難易度が高いと思います。
特に、珊瑚に群れるハナダイやスズメダイは、ダイバーが近付くと
隠れてしまいますから、珊瑚に触れず、中層をホバリングしながら
魚が警戒心を解いて珊瑚から出てくるまで、”殺気を殺して”
ひたすらじっと待ち続ける
忍耐力が最大のポイントでしょうか。
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